あいさつ

上多度の子どもたちのたくましい成長を願って・・・・・・

 校長 中嶋 厚

 

南からの暖かい風が,希望の春を運んできました。校庭のまわりの桜も,一気に花咲かせ,道ばたのタンポポの黄色が,満面の笑みを浮かべて空を見上げています。

上多度小学校も季節と共に平成29年度の新しい1年間をスタートさせました。入学式では,32人の新1年生を迎え入れ,全校児童150人で明るく爽やかにスタートしました。また,教職員の異動も6人の転入という人事異動があり,新たな教師集団・チームとして子どもたちの教育に務めます。

着任式や始業式では,元気で美しい校歌に心を揺さぶられたり,児童代表のしっかりした挨拶に気持ちが引き締まったりしました。子どもたちも私たちも心機一転,今年一年の学校生活への期待や希望に胸を膨らませての歩み出しでした。

私自身,養老町での勤務は,3年目となります。赴任してから今日までの子どもたちとの出会いと保護者の皆様や地域の方々との出会いなどにより,心の奥の方からは温かな想いがこみ上げてきました。それは,「上多度」というこの地で,子どもたちや学校が,変わらず大切にされていることを強く感じてきたからです。私たちは,「今のこの思い」を大切にして,さらに学校を盛り上げ,子どもたちを導いていきたいと思っております。

不安定な社会情勢や環境の変動,東日本や熊本の災害復興など,10年後,20年後の世の中に,不安を抱く大人は多いです。でも,そうした時代を支えるのは,この子どもたちです。そんな時代をたくましく生き抜いていかなくてはならない子どもたちに間違いなく必要とされる生活や学習の基礎基本を,確実に身に付けていかなくてはいけないと考えます。また,それを生かす巧みでしなやかな社会性を鍛え,前向きで豊かな人間性を育んでいかなくてはならないと強く感じています。

ただ,こうした取組は,価値観の多様化した現代社会では,保護者の皆様や地域の方々のご理解とご協力・ご支援があってこそ,初めてなし得ることと考えます。「未来」に向けて,共に力を合わせて上多度小学校の子どもたちを教え育んで参りましょう。どうぞよろしくお願いします。